中国語での商談では、流暢に長く話すことよりも、「確認する」「提案する」「持ち帰る」を短く正確に伝えられることが大切です。特に中国出張の商談では、最初から複雑な説明まで中国語で担う必要はありません。
まず準備したいのは、資料を確認する一言、相手の提案を受けて返す一言、すぐには判断できない時の一言です。こうした基本表現があるだけで、商談中に黙ってしまう場面を減らしやすくなります。
この記事では、中国語初心者の社会人向けに、商談前後で使いやすい表現を場面別にピンイン付きで紹介します。
商談中国語は短い確認表現から始める
商談では、相手の話を理解し、自分の立場を誤解なく返すことが重要です。初心者の段階でいきなり条件交渉の長文を覚えるより、まずは確認、返答、保留の3つを準備した方が使う機会が多くなります。
初対面の導入は中国出張前に覚えたい中国語の挨拶、会社や担当の説明はビジネス中国語の自己紹介、聞き返しは中国語で聞き返す時の表現を合わせて使うと、商談の流れ全体を準備しやすくなります。
商談の導入で使う一言
本題に入る前に、時間を取ってもらったことへの感謝や、今日の目的を短く伝えられると自然です。
| 日本語 | 中国語 |
|---|---|
| 本日はお時間をいただきありがとうございます | xiè xie谢谢nín您jīn tiān今天de的shí jiān时间 |
| 今日はこの件についてご相談したいです | jīn tiān今天wǒ men我们xiǎng想tán yí tán谈一谈zhè jiàn shì这件事 |
内容を確認する表現
相手の提案や条件を、理解したうえで確認する時に使いやすい表現です。すぐ返答できない場面でも、まず確認を挟むことで会話を落ち着かせられます。
| 日本語 | 中国語 |
|---|---|
| 確認させてください | wǒ我què rèn确认yí xià一下 |
| この点はこの理解で合っていますか | zhè yì diǎn这一点wǒ我zhè yàng这样lǐ jiě理解duì ma对吗 |
| 資料をもう一度見てもよいですか | wǒ我kě yǐ可以zài再kàn yí xià看一下zī liào资料ma吗 |
提案・希望を伝える表現
商談では、自分たちの希望や提案を一言で出せると会話が前に進みます。断定的に言い切るより、「〜したいです」「〜できるか確認したいです」の形が初心者にも使いやすいです。
| 日本語 | 中国語 |
|---|---|
| こちらの案もご検討いただけますか | yě也qǐng请kǎo lǜ考虑yí xià一下wǒ men我们de的fāng àn方案 |
| この条件で進めたいと考えています | wǒ men我们xī wàng希望àn按zhè ge这个tiáo jiàn条件jìn xíng进行 |
| 納期を少し調整できますか | jiāo qī交期kě yǐ可以shāo wēi稍微tiáo zhěng调整ma吗 |
その場で決めず持ち帰る表現
商談では、その場ですぐ確定できないことも多くあります。曖昧にうなずくのではなく、検討してから返答することを短く伝える表現を持っておくと安全です。
| 日本語 | 中国語 |
|---|---|
| 社内で確認してから返答します | wǒ men我们huí qù回去yǐ hòu以后zài再què rèn确认huí fù回复 |
| 少し相談する時間をください | qǐng请gěi给wǒ men我们yì diǎn一点shí jiān时间shāng liáng商量 |
| 後ほどメールでご連絡します | zhī hòu之后wǒ men我们huì会yòng用yóu jiàn邮件lián xì联系 |
商談の締めで使う表現
最後は、感謝と次の行動をセットで伝えると話が締まりやすくなります。
本日のご説明、ありがとうございました。
あらためてご連絡します。
練習するときのポイント
自分が言う可能性の高い文から決める
商談用の中国語は範囲が広いため、全部を一度に覚えようとすると使えません。まずは、自社紹介、確認、持ち帰り、感謝の4種類から始めるのが現実的です。
長い交渉文を作らない
価格や条件の交渉を長文で準備しすぎると、実際の場で崩れやすくなります。短い文を区切って話し、必要に応じて資料や通訳に頼る前提で考えた方が安全です。
聞き返し表現とセットで練習する
商談では、分からない内容をそのまま流さないことが大切です。確認フレーズだけでなく、聞き返し表現も続けて口に出せるようにしておくと、会話が止まりにくくなります。
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