中国語の電話対応では、相手の表情や口の動きが見えません。フレーズを増やすより、会社名・氏名・用件・連絡先を一項目ずつ確認し、最後に復唱する流れを決めておく方が対応しやすくなります。

結論は、①名乗る、②相手を確認する、③取次ぎか伝言かを決める、④氏名・番号・用件を復唱する、⑤次の行動を約束する、の5段階です。

名乗る相手確認取次ぎ復唱次の行動

受電から伝言までを5段階で決める

  1. 会社名を伝える

    第一声を固定し、相手がかけ先を確認できるようにします。

  2. 相手の会社名・氏名を聞く

    聞き取れなければ一項目ずつ聞き返します。

  3. 取次ぎか不在対応かを選ぶ

    在席を確認し、保留する前に一言伝えます。

  4. 伝言を復唱する

    氏名、電話番号、用件、折り返し希望を分けます。

  5. 次の行動を約束する

    誰が、いつ、何をするかを切る前に確認します。

受電・取次ぎ・伝言で使う中国語フレーズ

場面・日本語中国語(拼音ルビ)
お電話ありがとうございます、ABC社です
受電の第一声
nínhǎozhèshìABCgōng
李マネージャーはいらっしゃいますか
相手を呼び出す
qǐngwènjīngzàima
日本ABC社の佐藤です
会社名と氏名を名乗る
shìběnABCgōngdezuǒténg
少々お待ちください
保留する
qǐngshāoděng
彼はいま席を外しています
不在を伝える
xiànzàizài
伝言を残されますか
用件を預かる
nínyàoliúyánma
折り返し電話するようお伝えください
折り返しを依頼する
qǐnggěihuídiànhuà
恐れ入ります、もう一度お願いします
聞き返す
fannínzàishuōbiàn
電話番号を確認します
復唱前の一言
quèrènxiàdiànhuàhào
分かりました。ありがとうございます。失礼します
会話を終える
hǎodexièxiezàijiàn

担当者が不在のときの短い会話例

相手:请问,李经理在吗?

自分:他现在不在。您要留言吗?

相手:请他给我回电话。

自分:好的。我确认一下电话号码。

会話例の目的は、すべてを聞き取ることではなく、「担当者は不在」「折り返し希望」「番号を復唱」の3点を確定することです。固有名詞や数字は聞き間違いが起きやすいため、推測で補わず確認します。

聞き取れないときは、質問を一つに戻す

会社名が不明

请问,您是哪家公司?
どちらの会社ですか。

氏名が不明

请问,您贵姓?
お名前(姓)を伺えますか。

用件が不明

请问,有什么事?
ご用件は何ですか。

音声が不明瞭

麻烦您再说一遍。
もう一度お願いします。

電話だけで正確に処理できない場合は、メールアドレスを伝えて要点を書いてもらう選択肢もあります。自社の情報管理ルールに従い、個人の連絡先や機密情報を不用意に伝えないでください。

中国語の電話対応でよくある質問

中国語の電話は最初に何を言えばよいですか?

受ける側は会社名を、かける側は会社名と氏名を最初に伝えます。その後で相手の在席や用件を一つずつ確認すると、聞き取りの負担を減らせます。

電話で相手の中国語が聞き取れないときはどうしますか?

分かったふりをせず「麻烦您再说一遍」と聞き返し、氏名・会社名・電話番号・用件を一項目ずつ復唱します。必要ならメールへ切り替えることも伝えます。

中国語で電話を切るときは何と言いますか?

用件と次の行動を確認してから「好的,谢谢,再见」と締められます。折り返しや送付の約束がある場合は、切る前に担当者と期限をもう一度確認します。

用例確認に参照したページ

自社名・担当者名を入れて、電話の流れをロールプレイする

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